テーマ:ジャズ

怠惰な誘惑 その2 Lazy Bones ~ 吉田日出子/ペティ ブーカ ~

 これもホーギー・カーマイケルの曲だ。1933年作。ミルス・ブラザースの弾むようにスウィングするコーラスもいいが、やはり思いっきり怠惰な「上海バンスキング」の吉田日出子がいい。前半が日本語、後半を英語で歌うスタイル。日本語の詞は「浅田飴」創立者の息子にして偉大な音楽家、堀内敬三による。マサチューセッツ工科大学の修士を出たあと音楽…
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怠惰な誘惑 その1 Two Sleepy People ~ ジェリ・サザーン/憂歌団 ~

 ipodで音楽を聴きながらカフェに入ったら同じ曲が流れはじめた。これはいったいどのくらいの確率なのだろうか。  ジェリ・サザーンのTwo Sleepy Peopleを聴き終えてイヤホンを耳からはずした。カフェラテを注文しようとしたまさにそのとき、まるでリピートしたようにピアノとギターのシンプルだが印象的なイントロが店内に流れ…
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ジャズ・アット・マッセイホール

 56年前の今日、カナダはトロントでこの傑作ライブは生まれた。チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、チャーリー・ミンガス、マックス・ローチ。名前を書き連ねただけで心が躍る。1953年という時期はジャズの流れを大きく変えたビ・バップもクールやハード・バップ、ファンキー・ジャズなどの複雑なうねりの中にあった。しかしこの…
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上海(Shanghai)とジャズ

 上海を訪ねたのは四半世紀も前のことだ。超高層ビルが林立する現代の上海ではなかった。  「上海」を最初に意識したのはブルース・リーマニアだった小学生の頃、『ドラゴン怒りの鉄拳』を観た時だ。日本人が敵役のこの作品を複雑な心境で観たわけだが我が最大のヒーローの活躍に目を奪われさほど深刻にとらえたわけではない。が、やはり黄浦江公園に掲げられ…
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CDもやっぱり紙ジャケ

 またジャズ喫茶の話だが、学生のころ何度か通うのを我慢すればレコード1枚買えるのがわかっていながらどうしても足を向けてしまっていた。ジャズ喫茶では演奏中のレコードのジャケットを目につくところに飾ってくれる。聴きながら「イイナ~」と思ったらさりげなく席を立ってさりげなく(あくまでさりげないのが大事だと思っていた)ジャケットを手にとり、裏の…
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CD買ってはじめて聴くのがiPodだったりする

 デジタル化が進んで音楽の聴き方も変わってきた。レコードからCDになってA面B面という感覚がなくなり、MP3などのデータが商品になってくるともはや「アルバム」という作品の意味が薄くなってくる。かつてジャズ喫茶では(もちろん今もかわらずがんばっているところもあるが)レコードを片面ずつかけていた。リクエストするときも「○○○のB面お願い」と…
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三人娘は和製ジャズボーカルの金字塔だ ーその3 雪村いずみー

 日本では外国のポップスを総称して「ジャズ」と呼んでいた時代があった。そういった和製ジャズの黎明期から1960年代前半までのジャズボーカルを知ることができるすばらしいCDがある。ビクターから出ている『シング・シング・シング 昭和のジャズ・ソング名唱選 1928~1962』がそれだ、1枚目が戦前、2枚目が戦後という2枚組のものだが、通して…
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三人娘は和製ジャズボーカルの金字塔だ ーその2 美空ひばりー

 良質な音楽番組がなくなって久しいが、30分枠の深夜番組タモリの『今夜は最高』は内容があるわりに肩の力の抜けた良い番組だった。もう30年近く前になるかもしれないが、美空ひばりが出演した時の印象は強烈だった。日本歌謡界の女王として君臨していた美空ひばりだが、演歌歌手としてしか知らない人たちに「ラバー・カンバック・トゥ・ミー」(だったと思う…
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三人娘は和製ジャズボーカルの金字塔だ ーその1 江利チエミー

 ひそかなブームなのか、はたまたレコード会社が奇特なのか昔の日本のジャズがCD化されている。これがことごとくよかったりするのだが、和製ジャズボーカルの金字塔ともいえる三人娘のCDも素晴らしい出来だ。まずは江利チエミから。  リアルタイムで聴いていたのは親の世代で、江利チエミの印象は民謡やこぶしの効いたテネシーワルツだったわけだが、これ…
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ジプシージャズ

 最近はマヌーシュ・ジャズとかマヌーシュ・スウィングと言うが、ちょっと前まではジプシージャズといっていた。ジプシーという言葉には差別や偏見が見えてくるから次第に変わってきたのだろう。しかしどうもピンとこない。一般的にそうであることは理解しても個人的にはこの言葉に悪いイメージがなく、どちらかといえば憧れに近いものがある。ジプシーに対するイ…
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