テーマ:芸術

Look at me! 私を見て! ヌードのポートレイト 東京都写真美術館 『カメラワーク』のこと

 この写真展は東京都写真美術館が所蔵するコレクションからの展示である。写真にとってポートレイトとは何かというテーマで3部構成されたうちの第2部にあたり、第1部は『侍と私』、第3部は『20世紀の人間像』と題し10月9日から開催される(このタイトル付けのセンスはいったいどうなっているのかという話はとりあえずおいておく)。  比較的…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

怠惰な誘惑 その2 Lazy Bones ~ 吉田日出子/ペティ ブーカ ~

 これもホーギー・カーマイケルの曲だ。1933年作。ミルス・ブラザースの弾むようにスウィングするコーラスもいいが、やはり思いっきり怠惰な「上海バンスキング」の吉田日出子がいい。前半が日本語、後半を英語で歌うスタイル。日本語の詞は「浅田飴」創立者の息子にして偉大な音楽家、堀内敬三による。マサチューセッツ工科大学の修士を出たあと音楽…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

ジャンルー・シーフ写真展/東京都写真美術館

 ジャンルー・シーフを知ったのは20年前の『太陽』の特集「世界を創った肖像写真100枚」だった。被写体のフランソワーズ・サガンは椅子に脚を組んで座っており、煙草を指にはさんだ手に顎をのせている。殺風景すぎる部屋と焦点の合わないまなざしが印象的な写真だった。  今回の写真展は未発表作品が売りで、フランス本国ではこの未発表公開を「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

怠惰な誘惑 その1 Two Sleepy People ~ ジェリ・サザーン/憂歌団 ~

 ipodで音楽を聴きながらカフェに入ったら同じ曲が流れはじめた。これはいったいどのくらいの確率なのだろうか。  ジェリ・サザーンのTwo Sleepy Peopleを聴き終えてイヤホンを耳からはずした。カフェラテを注文しようとしたまさにそのとき、まるでリピートしたようにピアノとギターのシンプルだが印象的なイントロが店内に流れ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

忘れえぬロシア ~ロシアの魅力~

 日本人が描くロシアに対するイメージは世代によって非常に様々なのではないか。日露戦争を思い浮かべる人もいれば、エカテリーナ妃がまず浮かぶ人もいるだろう。もちろん文学、音楽、バレエなどの芸術をイメージする人も多いと思う。ロシア民謡はある世代においてはシャンソンやカンォーネ以上に親しみがあるはずだ。またいっぽうで「雑」であるとか「がさつ」と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

1909年5月18日のパリ ~ バレエ・リュス シャトレ座公演 ~

 ちょうど100年前の1909(明治42)年5月、パリ・シャトレ座での出来事はバレエ界のみならずその後の芸術運動にとって大きな影響を与えた。ディアギレフひきいるバレエ・リュス(ロシアバレエ団)の『ロシア・シーズン』と題した催しは、衰退していた欧州バレエの復興のきっかけともなった。革新的に進歩したバレエ・リュスのエキゾティシズムと野生美あ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more