長崎その1 端島 ~軍艦島~

 この夏帰省のおりに端島を見てきた。長崎港から南西に19Kmの沖合に浮かぶ周囲1.2Kmの炭坑の島は大正のころ三菱長崎造船所で造られていた軍艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになったという。廃墟好きにはたまらないスポットらしい。まだ見学できる区域が限られており、上陸も1時間と決まっている。きっとこれから拡張していくのだろうがふだん見ることのできない今も朽ちていく廃墟の光景はじゅうぶんに見る価値がある。ただ不満もあった。見学するための舗装された道があまりにも色気がない。せっかくの廃墟のイメージが台無しともいえる。もう少し工夫が欲しかった。ガイドはおそらくリタイア後の地元の方のボランティアなのだろうが、しゃべりが達者な人もいればおぼつかない人もいる。ここは温かい目で見てもらいたいところだが、数千円払っていることを考えれば物足りない人もきっといるだろう。
 かつてこの小さな島には5000人を超える人々が暮らし東京の9倍という世界一の人口密度をほこっていた。子供たちが溢れていた学校や日本初の高層鉄筋コンクリート住宅(1916年)の残骸は不思議な感動をよぶ。もう少し見学できる区域が広がったらまた訪れようと思う。
写真はいずれもライカD-LUX3。

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帰りの船中で本を買った。『1972 青春 軍艦島』大橋弘 著。東京の写真専門学校を卒業した著者はスーパーカブで長崎に渡り貧して軍艦島の住人となった。東京から軍艦島に流れ着いた26歳の青年によるモノクロ写真集。

1972 青春 軍艦島
新宿書房
大橋 弘

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