Petty Booka(ペティブーカ)を知らなかったなんて

 1995年インディーズデビューというからすでに14年ほど前ということだ。ウクレレを始めてオオタサンのCDとかを聴いているうちにサザンの関口和之にいきあたり『ウクレレカレンダー』というCDを買った。これも10年以上前のものだ。その中に最近までNHKでウクレレを教えていたイワオの作った「ウクレレクリスマス」という曲を歌っていたのがペティ ブーカだった。ハワイ出身と言い張るペティとブーカの二人組コーラスデュオである。なんともいえないコントラストを持つふたりの声とへたっぴーさが心地よく、検索してみるといまだに現役でしかも若い、いや若すぎると思ったらなんと現在四代目らしい。というわけで二代目以降は興味ないので初代のCDを中古で求めた次第である。

 メジャーデビューは通算4枚目の『Hawaiian Pure Heart(ハワイの純真)』で97年。一部で裏PUFFYと呼ばれていたという。知らなかった…。素晴らしいのはインディーズのころからカバー専門でその姿勢は一貫して変わっていないこと。そして選曲とアレンジのセンスが絶妙であることだ。たとえば1枚目の『Toconut's Hawaii』は1.パイナップル・プリンセス、2.渚のボードウォーク、3.ケ・セラ・セラ、4.カーマは気まぐれ、5.ベイビー・イッツ・ユー、6.ボーイハント、7.ティキ・トーチス・アト・トワイライトという具合である。この後もオールディーズ、ハワイアン、カントリー&ウェスタンにカルチャークラブやブロンディなどを盛り込んだヘタウマ(この言葉も当時流行ってたっけ?)な歌と妙に上手いバックの演奏でアルバムをリリースしていくが98年の『BLUE LAGOON~ペティブーカの青い体験~』で一気に到達点をみる。初のハワイレコーディングにはモダン・フォーク・カルテット(MFQ)、オオタサンとのデュオでジャズスタンダードアルバムをリリースした名手ライル・リッツに加えなんとエキゾティック・サウンズの雄マーティン・ デニーが参加している。2005年に亡くなっているが1911年の生まれというから録音当時は87歳!だったわけだ。

 このそうそうたるバックを前にペティとブーカは気持ち良さそうに歌っている。いやそれだけではなくアップテンポでのブーカのコケティッシュなボーカルはこの上なくチャーミングだし、ペティの感情に流されすぎないバラードの表現力はこれまでのキッチュな魅力とは別にオリジナルとはまったく違った感動を与えてくれる。歌は上手ければいい、というわけではないのだなあ。

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ウクレレ・デュオ
ビクターエンタテインメント
2001-06-21
ハーブ・オオタ&ライル・リッツ
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